朝市について

朝市の概要

規 模

1万坪(3ヘクタール)

出店数

連合会に加盟している店舗(約150店舗)と加盟していない店舗(約100店舗)の約250店舗。 加盟店では函館朝市の信用と秩序を保つ連合会推奨店看板(あさいっちゃんマーク)を掲げております。

特 色

蟹や鮭をはじめとした海産物や農園からの直売品など北海道ならではの鮮度の高い商品を販売
又、鮮度抜群の海鮮丼などが味わえる食堂もあり函館の代表的な名物エリアとなっている。

取扱品目

食堂・塩干物・珍味加工品・青果物・生鮮魚・衣料・米穀・生花・日用雑貨・食料品等

営業時間

1月〜4月 6:00 〜 14:00過ぎ、5月〜12月 5:00 〜 14:00過ぎ(店舗毎に異なる)

定休日

年中無休(店舗毎に異なる)

駐車場

約350台(朝市駐車場及び周辺含む)

駐車場料金

20分100円(連合会加盟店で2,200円以上ご利用で60分無料サービス)

バリアフリー
対応

車椅子の移動・貸出用車椅子・身障者用トイレ

外国人客
対応

現状で受入

年間来客数

推定 約150万人〜

1日の来客数

推定 平均3,000人

年間売上額

推定 約130億円〜

朝市内
従業員数

推定 約800名

歴史・沿革

昭和20年

戦後、函館周辺の農業生産者の一部が函館駅前広場の隅で野菜の
立売りを始める。

昭和20年の歴史

昭和21年

駅前広場から移動し、立売りを路上で設営して、露店の形態で営業
していた。

昭和21年の歴史

昭和22年

立売り露店形態は、衛生・交通等の見地から常に立退きを迫られていたが、渡島農業協同組合
連合会の協力援助を受け、 生産者と消費者が売買を行い野天市場が生まれた。その後、函館近
郊から、露天商、ガンガン部隊とが集まり、 市場の機能が拡大混乱に陥った為、渡島農業協同
組合連合会の中に運営委員会を設け管理運営にあたり市民に認識されていった。

昭和31年

市と交渉し、現在の市所有地1,997㎡を買収移転した。(移転
日:昭和31年9月21日) 生産者所有の市場を持つことで、従来
の渡島農業協同組合連合会を渡島蔬菜農業協同組合に改組し、
新たに朝市連合会が分岐誕生した。

昭和20年の歴史

昭和62年

法人組合(6法人)により、強力な組織を作り、力を結集する必要性から、函館朝市協同組合連
合会が設立された。

平成 3年

朝市シンボルマークを公募し、朝市協同組合連合会のマークを定めた。

平成 4年

連合会加盟店の朝市ガイドマップが初めて作成された。

平成 7年

連合会加盟店による函館朝市の信用と営業秩序を保つため遵守事項を定めた推奨店制度が発足
した。

平成11年

新たに推奨店規約を全面改定し、7月より試行する。

平成16年

連合会青年部が発足する。又、ホームページを開設する。

平成17年

非加盟店舗との差別化を図るため『あさいっちゃん』キャラクターをデザイン化し、ロゴマー
クを作成。 商標登録を申請し1月に認可される。
国の助成金を活用し「中小企業人材確保推進事業」を実施(平成19年まで)

平成18年

『函館朝市』の商標登録が6月に認可され、非連合会員との差別化を明確化する。

平成20年

1人が100歩進むより、100人が1歩進むよう『有名な朝市から一流の朝市へ』を合言葉に「中小企
業人材確保推進事業」に係る将来ビジョンを推進。

平成21年

新たに「函館朝市推奨店5ヵ条」を制定し、5ヵ条入の看板を作成する。

平成23年

3月11日に発生した「東日本大震災」によりエリア全店が被災するも4月1日には予想よりも遥かに早くエリアとしての営業を再開する。
全国朝市サミット協議会のメンバーである「気仙沼朝市」に応援訪問し、「気仙沼市役所」へも支援物資を届ける。東日本大震災復興応援事業「函館朝市復興イベント」を市民の有志とともに開催する。「第16回全国朝市サミット2011in函館」を開催し、同時に主催の「全国朝市サミット協議会」の常設事務局を担う。

平成24年

JR函館駅前地区の商店街や団体、行政などが一堂に会し、「北海道新幹線開業に伴う意見交換会」を開催する。

平成27年

夜のイベントとして、函館朝市「光の夜市~朝市キャンドルナイト~」をスタートする。行政や警察、交通団体などと連携し「安心・快適な朝市・駅前を目指す協議会」を設立する。

平成28年

ふるさと祭り東京2016「第7回全国ご当地どんぶり選手権」にて初出場で4位に入賞する。 函館西警察署と「地域の安全・. 安心に関する協定」を締結し、合同での「津波非難訓練」を開始する。 北海道新幹線開業に合わせ、函館朝市「北海道新幹線開業記念セール」を実施する。 函館マラソンのフルマラソン化に協力し、第10エイドステーションで「ミニ海鮮丼などの振る舞い」を開始する。 「商店街・まちなかインバウンド促進支援事業」を活用し、函館朝市「総合インフォメーションカウンター」を設置する。

平成29年

地域貢献(CSR)の一環として新たなる事業「おでリハ(おでかけリハビリ)」をスタートする。

平成30年

総合インフォメーションカウンターの取り組みが評価され、中小企業庁が選ぶ「はばたく商店街30選」を受賞する。 函館朝市一店逸品ブランド「セレクト朝市」の第一回選定(18店20アイテム)を認定。 青年部が主体となり函館港まつり・ワッショイはこだて「十字街・松風コース」いか踊りパレードに参加する。 9月6日未明に発生した「平成30年北海道胆振東部地震」によりエリア全域でブラックアウトになるも二日後の9月8日には朝市全体として通常どおり営業を再開する。 その後、風評被害の払拭を図るべく函館朝市「元気プロモーション」を実施する。

令和元年

~旅を通訳して役に立つ!~「タビヤク−TABIYAKU」をスタートする。 中小企業庁が選ぶ「はばたく商店街30選」を2年連続で受賞する。 函館朝市一店逸品ブランド「セレクト朝市」の第二回選定(30店32アイテム)を認定。 インバウンド消費の活性化を目的にキャッシュレス店舗のモデル事業「TABIYAKU−GO」をスタートする。 函館港まつり・ワッショイはこだてでの衣装から「朝市オリジナルのTシャツと手ぬぐい」の販売をスタートする。

令和2年

「新型コロナウイルス」を受けて、初期段階でエリア内の各中核施設にアルコール消毒を配置し、出入口での対策を準備する。 その後、店舗スタッフ全員に出勤時の検温を義務付けし、咳エチケットや手洗いなどの励行など早くから予防策を講じる。