お知らせ

新年のご挨拶2022

2022.1.1

  新年あけましておめでとうございます。
旧年中は、たいへん多くのお客様に“函館朝市”にご来場いただき、厚く御礼申し上げます。

  さて、昨年は、夏場に史上初めて一年延期された「東京オリンピック・パラリンピック」が無観客で開催され、秋の「衆議院議員総選挙」はコロナ下では初の大型国政選挙となり、どちらも異例尽くしでの実施となりました。
  そして、暮れにかけては、デルタ株に変わる新たな変異株「オミクロン株」の感染も確認され、10月以降は全国で劇的に感染者数が減少し、徐々に人々の往来も取り戻しつつあった矢先に不安な状況に戻ってしまったことは、何とももどかしいところでもございます。
  政府には当面は水際対策を強化していただき、ワクチン確保や治療薬の承認などに勤しんでいただき一日も早くコロナが終息するよう対策・施策をお願いしたいところでございます。

  そんな中、昨年の当連合会(通称“函館朝市”)は、緊急事態宣言と解除の繰り返しの中、ゴールデンウィークや夏場の大型連休においては、外出制限が若干緩和されていたこともあり、比較的多くのお客様に足を運んでいただきました。おかげさまでコロナ禍前のような賑わいも見られ、大変有り難く感じた次第でございます。
  とは言うものの「GoToトラベル」のような観光面でのトピックスが少なかった昨年においては、地元のお客様向けの取り組みに終始したところでございます。
  6月に実施した「千満ランチ(1000円ランチ)&ワンコインセール」では、想定を上回るご利用をいただき、又、暮れに函館市の「地域商業ウィズコロナ対策支援事業費補助金」を活用させていただき販売いたしました『函館朝市プレミアム付商品券』では、販売の初日に行列が出来るなど、ご購入いただいたお客様をはじめ各店の関係者にも大変ご好評をいただきました。
  どちらの取り組みも第2弾を期待されていることから、今後も皆さまに喜んでいただける内容で企画して参りたいと存じます。
  一方で、北海道沿岸での赤潮被害は、朝市の各店においても大変大きな影響となり、気候変動などの社会問題についても考えさせられる一年でもございました。

  年が明けた本年は、過度な楽観は禁物ではありますが、いよいよコロナ終息に向けてのカウントダウンが始まろうとしております。

  まだまだ国内のお客様に支えられる一年に変わりはないかと思いますが、北海道・道南には「食と観光」という有力な資源が潜在しておりますので、その強みを最大限活用できる取り組みを我々自身でも色々と手掛けて参りたいと存じますので、どうか、引き続きのご支援・ご協力を宜しくお願い申し上げます。

  最後になりますが、当連合会では、笑顔が絶えずクレームの無い明るい朝市を目指し、『函館朝市・推奨店五ヵ条』を制定いたしております。

    一、推奨店は、強引な客引きは致しません。
    一、推奨店は、親切な接客態度に努めます。
    一、推奨店は、商品と価格の説明をしています。
    一、推奨店は、名刺などの連絡先を渡しています。
    一、推奨店は、元気と笑顔を絶やしません。

  “加盟店の特徴”であり、団体の象徴となりました<函館朝市・推奨店五ヵ条>を来たるべきアフターコロナ時代にも前面に打ち出し、より一層サービス向上に努めて参りたいと存じます。
  本年も、たくさんのお客様のご利用を心よりお待ち申し上げますと共に、皆様方の“函館朝市”への更なるご愛顧をお願いいたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

令和4年1月1日
函館朝市協同組合連合会
理事長 藤田 公人